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大阪都構想

25年ほど前の東京都知事選、私は千葉県民でしたが、大変興味深く見ていました。立候補したのは、大前研一、元出雲市長岩國哲人、元外務大臣柿沢弘治、社会党の上田哲など、一人を除いて誰がなっても東京は変わると思いました。しかし結果は最悪、この人だけはダメと思っていた青島幸男でした。それから改革が進まない無駄な数年が過ぎ、石原都知事の出現となったわけです。その後、大前研一はこれではダメだ、国を変えなければと思って参院選に20名の仲間とともに出馬するも供託金没収の惨敗。つくづく民主主義とは難しいなと思いました。
それに比べると、今回は負けたものの僅差、少しは民度が向上しているのかなと思います。多分世の中を変えることをまともに考えているのは2割程度しょう。では、残り8割の人の賛成とは言わずとも共感を得るには、理論や説明手法では無く心情に訴えなければならないのでしょう.
フランス革命や明治維新の時、どのような手法で大衆を動かしたのか、歴史に学べることはあるのでしょうか。
またまた、道州制が遠のいてしまいましたが、諦めるわけにはいきませんね。もうちど、「平成維新」と「地域国家論」を読み直しましょうか。